2016年6月29日水曜日

介護福祉コース 今治南高校生と点字で名刺を作りました




  6月14日(火)今治南高等学校2年生が本学の見学にお越しくださいました。

 総合的な学習の時間の一環として、「地域の学校及び産業を知る」をテーマに、約100名の生徒さんが見学に来られました。8つの体験授業の中から、介護福祉コースの『さわって「見る」「読む」』には6名の生徒さんが参加をしてくださり、視覚障がい者用の文字について学んでいただきました。


 人は視覚・聴覚・触覚、味覚、嗅覚の五感を持っていますが、中でも視覚から得る情報は8割といわれているそうです。では、その視覚を奪われたら、私達はどこから情報を得ればいいでしょうか?
ということで、まずは、アイマスクで目隠しをして、手に持ってるものな~んだ?クイズに挑戦していただきました。


 例えば缶ビールなどのアルコール飲料には「おさけ」という表記が点字でされていたり、階段の手すりに上り口・下り口や行き先が点字で表記がされいたりしますが、こういった点字とは別に、シャンプーの容器にギザギザ状のきざみがついていて、触っただけでシャンプーとリンスを区別できるように工夫がされているのをご存知ですか?
 これはユニバーサルデザインといわれるもので、障がいのある方の便利さや使いやすさだけでなく、障害の有無にかかわらず、誰にとっても優しく使いやすい配慮がされている施設、製品、情報のことをいいます。優しさや思いやりでできているユニバーサルデザイン。私たちの生活の身近にたくさんあるので、是非探してみてくださいね。



点字やユニバーサルデザインについて学んでいただいた後は、点字で名刺づくりにチャレンジしていただきました。


 点字板を使うのも、点字を打つのもはじめての体験だったようですが、みなさん器用に打って、あっという間に完成。飛び入り参加してくださった先生も一緒に、最後に完成の記念撮影♪とってもいい笑顔をいただきました。
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