6月6日、幼児教育学科1年生科目「地域と子育て支援Ⅰ」の授業レポートです。
この日は今治市の子育て支援事業について理解を深め、子育て支援に関わる保育士としての姿勢を身につけることを目的に「今治市の子育て支援事業」について学びました。
講師は今治市の子ども未来課子育て支援係の正岡先生と大森先生です。
まず、今治市の組織体制についてご講義いただきました。
令和4年度からスタートした「今治版ネウボラ」では、妊娠期から18歳までの子どもがいるすべての家庭を切れ目なくサポートできるよう、組織、施設、人が協働できる体制を目指しているとのことでした。ちなみに「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談の場所、アドバイスの場所」という意味だそうです。
次に、5グループに分かれて3つの事例について今治市の「子育て応援ガイドブック」から使える資源を探すワークショップを行いました。
学生たちは、ワークや説明を通して、今治市には様々な子育て支援事業があることを知り、子育て家庭への「サポートがたくさんある」と驚いていました。
最後に、こんな支援があったらいいな、こんなことをやってほしい、という「行政に求めること」をグループ毎に提言しました。学生からは「ミルク1年分支給してほしい」「一時預かりを簡易化してほしい」「市役所に行かなくても、手続き申請ができるようにデジタル化してほしい」「大学までの学費を援助してほしい」「家庭ができたら旅行券がほしい」等、様々な意見が出されました。今後、検討されるかもしれませんね。
今治市は「住みたい田舎ベストランキング」で子育て世代部門、総合部門で全国1位!!子育て支援を担えるよりよい保育者になれるよう私たちも日々、学んでいきたいと思います。
正岡先生、大森先生、ありがとうございました!