10月13日(木)午後、「地域交流演習」「地域社会論」では、来る16日の開催に向けて練習に励む〝お供馬の走り込み〟の視察で市内菊間町浜の加茂神社を訪ねました。
すでに参道には柵打ちによる馬場が設営され、数頭のサラブレッドに少年がまたがって、緊張感ある走り込みが見られました。参加した教職員14名のうち、ほとんどがその光景を間近で見るのが初めてで、時に全国放送のテレビニュースでも紹介される愛媛県指定無形民俗文化財の祭礼行事に感銘を受けている様子でした。
本番では、馬も乗り子も艶やかな衣装をまとい、これを見ようと集まる観客の賑わいは地元写真コンテストの入賞作でもお馴染みです。学生の一部は本番にも参加し、この模様を動画撮影して、ふるさとCM大賞に応募する予定です。
出走するサラブレッドたちは、地元の農家が飼っている元競走馬です。この日は、事前に「のまうまハイランド」も見学して、在来馬である野間馬との大きさの違いを実感することもできました。一度は絶滅の危機に瀕した野間馬の歴史にも触れながら、学生たちには愛郷心を学ぶよい機会となりました。
加茂神社参道にて |
のまうまハイランドにて在来馬の野間馬をを観察 |