2023年12月25日月曜日

授業紹介 「地域交流演習」「地域社会論」12/21「くすのき会」との交流会

 12月21日(木曜)の「地域交流演習」「地域社会論」は、本学の同窓会「くすのき会」との交流会を行い、卒業生と在学生の親睦を図りました。37名の学生が参加し、くすのき会と地域住民からは7名(50歳代~80歳代)の参加がありました。

 前半は、333教室で各自が自己紹介を行いました。秋入学の留学生は、9月下旬から10月中旬にかけて漸次入国してきたため、すでに在籍している学生との意思疎通が十分でない点が心配されていました。また、「くすのき会」としても、品部照子会長をはじめとする会員有志が留学生の相談役になってきた歴史があり、交流の機会を望む声があがっていました。今でも卒業生の中には、品部会長とSNSや手紙を通じて交流する元留学生もいて、親身になってサポートしてきたことがうかがえます。この日も、ミカンや饅頭の差し入れをいただき、抹茶をたてる実演をいただくなど、日本文化の紹介に努めていただきました。

 50歳代のOB(中国)からは、「学生時代にアルバイトや勉強で大変だと思っていたことは、今となってはいい想い出で、みなさんを見ると当時のことがよみがえってくる」と。同じく50歳代のOG(中国)からは、「年齢を重ねると、両親のありがたさが分かってくる。みなさんも、親への感謝の気持ちを忘れず、今をがんばって欲しい」と励ましの言葉をいただきました。後期高齢者のOGからは、「バイト先に困っていたら相談して欲しい」とのことでした。

OGの話に耳を傾ける


自己紹介する中国人留学生

留学生に抹茶をふるまう品部会長


 後半は、場所を近所の「桑名ボウル」(今治市延喜)へ移し、ボーリングを通じて同窓会の先輩や仲間との交流を図ることにしました。4~5名でチームを編成し、練習を含めて1時間・1ゲーム楽しみました。今春の学友会主催のドッチボール大会では、ルールを知らない中国人留学生が退屈そうにしている姿をとても残念に感じました。それがボーリングともなれば、国籍・年齢を問わず全員が楽しむことができました。いつもとは違う学生の表情を見ることができて、観戦する側もうれしい気持ちにさせてもらいました。この日が、本授業は年内最後となりましたので、まるで忘年会のような気分にひたることができました。来年は1月11日に本授業は始まりますが、極寒のなか、来島海峡大橋をサイクリングする予定です。

ネパール&スリランカチーム

桑名ボウルで集合写真



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