2022年7月18日月曜日

今治市朝倉地区の古墳・朝倉ふるさと美術古墳館へフィールドワーク(授業紹介「日本を学ぶⅠ」)

 7月8日午後、「日本を学ぶⅠ」のフィールドワークで、今治市朝倉地区の古墳と同地区遺跡の出土品を展示した朝倉ふるさと美術古墳館を訪ねました(学生17名参加)。


笠松山麓の野々瀬(ののせ)地区は、多くの円墳が密集する群集墳の所在地で知られます(野々瀬古墳群)。その中でも、サイズの大きい五間塚(ごけんづか)古墳と七間塚(しちけんづか)古墳を見学。多くの学生が、ぽっかりと入口の開いた五間塚古墳の横穴式石室に興味津々で、内部の石組を観察する学生もいました【写真1】。


【写真1 五間塚古墳】



周越道路沿いにある根上り松古墳と樹之本(きのもと)古墳も間近で見学。特に樹之本古墳【写真2】は、明治末期に出土した青銅鏡が、あの大仙古墳(伝、仁徳天皇陵)の青銅鏡と類似するというから驚きです。被葬者の存在を想像しながら、そのレプリカや写真を古墳館で見学しました。


【写真2 樹之本古墳】



暑い中でしたが、実際に現地の史跡や博物館を訪ねることで、地域の歴史遺産の魅力にひたることができました。






 

このページの先頭へ戻る