6月24日(金)
「思わず体を動かしたくなる環境づくり」というテーマで西条市出身の日本体育大学 伊藤雅充教授より特別講義をしていただきました。
子どもが思わず体を動かしたくなる環境づくりのために、その環境の一部である保育者がどのような工夫や配慮ができるのかについて、コーチング学領域の知見から授業をしていただきました。
同じトレーニングでも誰が誰に対して、いつ、どこで、どのようにコーチングするか、その指導者がどのような価値や哲学に支えられているかで効果に違いがみられます。それは、保育者が子どもに専門職としてかかわる際にも同様だと考えられます。指導者や保育者が、専門職として子どもが自らやってみたい、もっと知りたいという意欲が持てるように関わっていくこと、またその取り組む過程に寄り添い、支えていくことの大切さを体験しながら学ぶことができました。
学生からは、「聞きながら自分をふり返った」「大人の役割は大きいと思った」「保育の環境づくりと同じだと思った」という意見がありました。
保育者としてどうあるべきかを学生一人ひとりが体験を通して考えることができる時間となりました。
今後の学びに生かしていければと思います。