2023年1月24日火曜日

1月14日 大学公開講座「音楽療法を日常生活に活かしましょう!」

1月14日 幼児教育学科 十河治幸先生 with 介護福祉コース杉本詠二先生による

大学公開講座「音楽療法を日常生活に活かしましょう!」を開催

市民の方・学生・教職員31名の参加がありました。


感染対策とソーシャルディスタンスをとった上で、マスクを外してご講話していただきました。



『音楽療法』とは、

「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動変容などに向けて音楽を意図的、計画的に使用すること」治療・リハビリテーション・QQL(生活の質の向上)、予防、自己発見・自己成長を目的に行われています。


音楽療法には、『受動的音楽療法』と 『能動的音楽療法』があり、「能動的音楽療法」が現在、主流だそうですが、今回の講座では、『受動的音楽療法』と『能動的音楽療法』を体験しました。


●『受動的(受容的)音楽療法』:聴く方法

 音楽(G線上のアリア)を聴く前の気分のチェックと音楽を聴いた後の気分をチェック


 受講生は、緊張・不安:リラックス度、活気:活力・元気のなさを4段階で採点したものをグループワークで話し合い、グループごとで発表をしました。


 受講生の中には、「気分が落ち着いた」、「変わらなかった」などの感想がありました。





●『能動的音楽療法』:歌う・楽器を使う方法

 十河先生のピアノ演奏に合わせて、1回目は「ふるさと」の歌詞を見ないで歌い、2回目は歌詞を見て歌いました。

  歌うことにより、活動の向上、情動の安定が見受けられるそうです。


最後に、十河先生のピアノ演奏と本学介護福祉コースの杉本詠二先生のオカリナ演奏のセッションが行われ、ほっこりした時間を過ごすことができました。


当日、参加できなかった皆様にも動画を見ていただければと思います。

  

  


受講生の感想

 ・昨年度も受講させていただき、今回は2回目ということで、十河先生のお気持ちとG線上のアリアがしみ込んできました。ありがとうございました。

 ・参加型の講座が時間を忘れさせてくれました。オカリナ演奏が素敵でした。

 ・音楽は気分を和らげる効果があると体験できた。

 ・もう少し、いろんな音楽を聴き比べてみたかった。

 

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