2023年7月24日月曜日

今治版ネウボラ地域子育て支援基盤強化事業 若手リーダー保育者研修 6/20

令和5年度 今治市より本学が今治版ネウボラ地域子育て支援基盤強化事業の委託業務を受託いたしました。

 本学の幼児教育学科と連携して、保育者研修と子育て応援講座の2本立てで実施していきます。


第1回 若手リーダー保育者研修の開催

開催日時:令和5年6月20日(火)10:00~16:00

市内の保育園・幼稚園の保育者を対象に、今治市保育幼稚園課のご協力のもと、「自然を通した教育」をテーマに2部構成で、若手リーダー研修を実施しました。


【午前の部】 10:00~12:00 

<幼少期における自然教育の重要性>

  講師:むぎの穂保育園 出原大 先生

保育士受講者18名 学生17名、保育幼稚園課・ネウボラ政策課職員4名 39名


 長年、幼稚園の園長や大学教員を歴任し、東温市で麦の穂保育園を運営されている保育園長の出原大先生を講師に迎えて、若手リーダー研修を実施しました。

 今年の5月に開演した麦の穂保育園では、これまでの保育経験から、ふれあい、深い愛情で寄り添い、幼少期での自然体験での学びが必要であると実感し、緑豊かな庭に様々な植物や果物の植樹や手づくりのすべり台などを設置した幼稚園を開園した。

自然豊かな環境で愛されて育った子どもたちは、主体性をもち、人のことも大切に考えられる人に成長する。これからも自然教育を通した教育を実践していかれるとのことでした。






【午後の部】 13:00~16:00 

<保育者と自然の関わり方について~自然を感じられるような保育の展開~>

  講師:今治明徳短期大学 濱田栄子 先生

保育士受講者18名、保育幼稚園課2名 計20名


 自然や身近な事象へ好奇心や探求心をもって関わる中で、自然への愛情や畏敬の念を持つようになる。幼少期からたくさんの自然に触れておくこと。それが今後の科学教育や生命に関する教育の大事な基盤となる。様々な自然との出会いを工夫し、そこで遊ぶことを通して自然に親しみ、大切にする心を育てていきたい。



  

自然体験と遊びを深めるネイチャーゲーム。

ネイチャーゲームの特徴

①五感で体験する。・・五感を通した体験から様々な「感情」を生みだす

②主体的な学びができる。・・子ども一人一人が五感と感性を通して得る「気づき」「学び」

③シェアすることができる。・・自分が自然の中で経験し、気づいたことや発見したこと

を友達と「シェアする(わかちあう)」経験を大切にする。

 保育者には、自然の案内人になってほしい。


ネイチャーゲームの実践を楽しむ


「カモフラージュ:はらぺこあおむしをさがそう!」

「フィールドビンゴ:太陽と風」





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