2023年7月11日火曜日

授業紹介『地域活性化論』学外授業 7月6日

 来る7月30日(日曜)、4年ぶりの開催となる水軍レース大会に、本学の学生有志で構成される「めいたんプロモーションクルー」の参加が決まりました。本学から同大会への出場は今回が初めてです。その練習と和船の櫓漕ぎ体験を兼ねて、梅雨の晴れ間の7月6日午後、レース会場となる宮窪港へ学生23名と一緒に参りました(履修生以外の希望者数名も参加)。愛媛県漁業協同組合宮窪支所・村上さんの指導で、2チーム(日本人主体・留学生主体)に分かれて1時間半ほど練習と体験に汗を流しました。

いい感じ‼

 和船の櫓漕ぎは、一人のレース経験者(中学1年生で参加)をのぞき、全員が初めてのことです。1隻の和船には5本の櫓が備わり、1本の櫓を2人で漕ぎます。5本の櫓の息が合わないと船体が左右にローリングし、減速や蛇行、船酔いの原因となります。やはり、最初はうまく進まず、船酔いでバスに引っ込んでしまう学生も数名現れてしまいました。

 それでも、食物栄養コースの学生を中心とする、大会エントリーメンバーのモチベーションは高く、本番を想定したスタートの練習もできました。初出場のため、「一般の部B」に男女混合で1チーム出場予定です。トーナメントの初戦(1回戦)を勝ち上がれば2試合目が決勝となり、3位入賞を果たせば賞金3万円を獲得することができます。優勝賞金は、常連の強豪チームが集う「一般の部A」が50万円、初出場や例年1回戦負けのチームが集う「一般の部B」が20万円、「女子の部」が20万円とのこと。来年は、出場チームの少ない「女子の部」で入賞を目指したいものです。この日の苦い経験は、来年への布石となるでしょう。


スタート練習

 さて、練習を終えた後の学生はヘトヘト&汗だくで、帰路で立ち寄った亀老山展望台も、バスから降りて眺望を楽しんだのは8名しかいませんでした。身をもって櫓漕ぎを学べたようで、今治をフィールドとする希少な経験となりました。大会当日は、〝ふるさとCM大賞inえひめ〟の出品をにらんだ本学撮影部隊も送り込む予定です。漕ぐもの、撮るものそれぞれで、しまなみ海道を舞台とする真夏のイベントを楽しんでもらえたらと思います。



本番出場メンバー


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