2023年10月26日木曜日

授業紹介「地域交流演習」「地域社会論」(10月19日) BEMACみらい工場へ

 10月19日(木)の「地域交流演習」「地域社会論」は、海事都市・今治市を代表する舶用機器メーカーのBEMAC株式会社の本社・みらい工場を36名の学生が視察しました。館内撮影は禁止のため、その様子を文章でお伝えすると、まずVTRで同社の企業概要を学びました。同社は本学からバスで5分の距離にありながら、学生たちはどんなものづくりをしている企業かを知りません。船舶関係と分かっていても、具体的に電気機器の配電盤とまでは分かりません。近年は、舶用電気の技術を応用してEV事業を展開中で、フィリピンで電気三輪自動車を開発し、同国の排ガスによる大気汚染の抑制に貢献しています。そうしたグローバルな事業展開に、アジアからの留学生26名(中国・ネパール・スリランカ・インドネシア)は関心を示している様子でした。食堂やミュージアムも見学し、最後は実際に配電盤をつくっている工場を間近で視察することができました。

BEMAC みらい工場

BEMAC社の企業VTRを視聴

 つづいて、FC今治の里山スタジアムの近くにあるBEMAC社の独身寮「驀進(ばくしん)ベース」へ移動し、館内を見学させていただきました(本学学生の見学は初めて)。社員以外でも、同社と提携を結ぶ企業であれば居室を利用できるそうで、FC今治の選手数人が居住しているそうです。また、レンタルルームもあり、今治市役所が一室借りて数人の職員が仕事をしていました。居室も見せていただきましたが、〝ここに住んでみたい〟と憧れを抱く学生もいました。会議室・調理室・図書室・トレーニング室など、居住者がリラックスできる環境が整えられていて、外の眺めにも癒やされました。こちらも館内撮影禁止のため、その感動を写真でお伝えできないのが残念です。


里山スタジアムを背景に記念撮影(ネパール人留学生)

 その後、里山スタジアム周辺を散歩した後、イオンモール今治新都市で開催中の「イマバリ カラーショー2023」を見学し、高品質の今治タオルを下支えする愛媛県繊維染色工業組合の取り組みについて学びました。



イマバリカラーショー2023



このページの先頭へ戻る