2025年12月1日月曜日

授業紹介 「地域社会論&地域交流演習」  アシックス里山スタジアムと鈍川渓谷へ

 11月20日(木曜)「地域社会論&地域交流演習」(大成経凡先生)は、39名の留学生をともない、アシックス里山スタジアムの視察と鈍川渓谷の散策に出かけました。アシックス里山スタジアムは、本学から車で10分ほどの距離にある、今治市を拠点とするFC今治のホームスタジアムです。FC今治は、現在J2のカテゴリーに所属するプロサッカーチームで、本学では幼児教育学科と調理ビジネスコースが今年度もコーチ・スタッフ・選手らとコラボ授業を実施しました。この日参加の留学生の中には、実際にホームゲームの公式戦を観戦した学生も何名かいました。


アシックス里山スタジアム

 この日は、スタジアムで選手たちが実際に使用するローカールームに潜入し、アウェイ・ホームそれぞれの設えの違いを知ることができました。公共施設のスタジアムの場合は公平な設えですが、里山スタジアムは民営で建設したスタジアムのため、ホームチームのロッカールームは快適な空間となっていました。最上階の中継カメラや報道関係者が陣取る場所にも潜入し、ワイドな観戦イメージにひたることができました。そして、今治平野が一望できる景観や瀬戸内海・四国山地の借景にも心が躍りました。また、選手入場口からピッチに降り立ち、天然芝のピッチと観客席とがとても近い距離にあることに驚かされました。今シーズンはJ1昇格への夢がたたれましたが、地域とともに歩むFC今治を今後とも応援し続けたいと思います。


ピッチ目線を体感


 鈍川渓谷は、鈍川温泉郷に沿って上流域につづく自然豊かな場所です。新緑の時季は木地川の渓流に心が癒され、紅葉の時季は渓谷に色づく木々に心が和みます。この日は、鈍川温泉郷のモミジを被写体として、学生たちが撮影に興じました。渓流スポットの湯の花橋付近は、残念ながら色づいた木々が少なく、被写体には巡り会えませんでした。日没が近づき途方に暮れていたところ、某温泉宿のご主人からのアドバイスで、そこより少し上流域の「ふれあいの森 森林館」を目指すこととなり、赤く染まった同館駐車場の木々に学生たちからは歓声があがりました。日本における四季折々の楽しみ方を味わってもらえたなら幸いです。


鈍川温泉郷の紅葉


ふれあいの森 森林館



このページの先頭へ戻る