令和7年度 JAおちいまばり農業まつりに参加 第6号
2025年11月30日 イオンモール今治新都市駐車場
本学では若者を中心に、はだか麦の美味しとはだか麦に含まれる健康機能性の素晴らしさを伝えるための普及活動を行っています。学生が授業で学んだことを住民に伝える絶好の機会と捉え、JAおちいまばり農業まつりに参加しました。本学の食物栄養コース2年生が中心となって企画・実施し、多くの市民と交流するすることができました。
実施内容
1 はだか麦50%のクッキーとお茶の提供
クッキー400人分を無料提供し、お茶は多くの方に飲んでいただきました。 
2 はだか麦に関する写真、商品、イラストに関する展示と展示内容の説明
はだか麦の使用用途は麦みそ70%、主食用(押麦)20%、麦茶7%、焼酎3%であること。麦類は小麦に比べて、含まれる栄養価(食物繊維、ビタミンBなど)が多いことなど、わかりやすく説明し、はだか麦に興味をもってもらいました。
はだか麦には血糖値の上昇を抑える作用があることや糖尿病患者予備軍にもお勧の食材であることを伝えました。
3 血圧測定と測定結果に基づく普段の食事のとり方についてアドバイス
当日の血圧測定には51人が参加し、「いつもより測定値が高い、なぜだろうか?」などの質問にも、普段からの生活習慣の大切さを丁寧に説明しました。
4 はだか麦クッキー試食後のはだか麦に関するアンケート調査結果
アンケートには200人以上の方に協力していただきました。
「はだか麦を知っていますか?」の質問には約8割の方が「はい」と答え、「はだか麦を日常の料理にとり入れたいと思いましたか?」の質問には「いいえ」と答えたかたはほとんどいませんでした。
5 その他、はだか麦に関する資料を配布、本学の入学案内の資料の説明
6 イベント終了後の学生感想(はだか麦授業全体を通して)
1 自分たちで計画し、話し合いする中で役割を決めていけたのは、自主性を磨く良い経験となった。はだか麦とクッキーを合わせていかに美味しく提供できるか思考錯誤した。自分は調理班でしたが、チームワークよく任務を果たすことができた。
2 はだか麦を知ってもらうためにクッキーとお茶を提供したことで、子どもから高齢者までブースに寄ってくれたので、地域の人と交流することができた。はだか麦の存在を知ってる人が多くいたので嬉しかった。お茶も家で同じものを飲んでいると言っている人もいて、広く普及していることがわかった。
3 どのようにしたら喜んでもらえるのか、はだか麦を使って美味しく作れるか、みんなが協力して本番に臨むことができた。来てくれた方が「このお茶知っています!」や「すごく美味しいね!」とはだか麦により興味を持ってくれた。クラスの人たちと協力して準備から本番まで楽しくでき、喜ぶお客さんの顔が見れて良かった。
4 クッキーとお茶を提供することにより、はだか麦のことを知ってもらい、身近に感じてもらうことができた。体に良いはだか麦の普及活動と併せて栄養指導や健康に関するコーナーがあるとなお良かった。クラス全体でイベントの内容を考え、取り組むことができた。
5 はだか麦の魅力を学ぶことができ、多くの人にその魅力を伝えることができた。事前の準備では、展示物や資料作成を頑張ることができた。はだか麦の特性や長所では、茹でるだけでは焼くと固くなるため、炊いた方がいいなど料理する時のコツがわかった。
6 当日は予想以上の来場者で盛り上がった祭りであった。一人ひとりがよく働いていて、大きなミスもなく良かった。血圧測定の紙が無くなり新しい紙に入れ替えたが、うまく出てこなかった。予備用紙の確認が必要だった。「ありがとう!」と言って帰るお客様を見て、とても温かい気持ちになった。
7 小さな子どもから高齢の方とアンケートや配布物を通して来場者と交流できた。はだか麦のこと、栄養のこと、地域のことなど会話の中から気づきや反省点が生まれ、とても有意義であった。イベントブースの内容統一や方向性をもっと明確にすることで本学食物栄養のカラーや活気を出せたと思う。
8 はだか麦クッキーを通して、来場者にはだか麦のことを少しでも知ってもらうことができたと思う。お茶の提供では、熱くて飲めない子どももいるので早めに作って、少し冷めたものがあると良かった。クラスの仲間と協力してクッキーを作りとはだか麦に関する媒体作りができて良かった。





