6月9日(日曜)午前中、介護福祉コース1年生9名が「地域活動法」の授業の一環として、今治市立立花小学校体育館で開催された立花地区総合防災訓練に参加しました。この訓練は毎年開催されていて、地域防災や自助・共助の活動に関心が高まればと、立花地区自治会長の伊藤雅章氏や同地区にお住まいの今治明徳学園監事の藤原勲氏のお誘いで参加させていただきました。
訓練に集まった地区住民 |
訓練の内容は、南海トラフ巨大地震や豪雨に備え、「災害時のトイレ対策」「応急手当」「みんなで助け合う避難や自宅での対策・備蓄」を3ブースで巡回実地体験しながら行うというものでした。インドネシア人の留学生3名も参加しました。
応急手当(インドネシア人留学生) |
参加した矢野遼太郎君と矢野修都君によれば、すべてが初めて経験する作業内容や得られる知識だったことから、「参加して良かった」「とても勉強になった」という感想がきかれました。地区内の小中学校・高校の生徒さんの参加もあり、地区の老若男女を巻き込んでこのように大規模な訓練をしているところは珍しいようです。最後は炊き出し災害食(防災丼)の喫食を行い、解散となりました。
介護福祉コース1年生(日本人) |
将来、介護福祉の職を目指す学生たちにとっては、地域の人と人の結びつきの大切さを知る良い機会にもなりました。災害自体も、いつ襲ってくるか分からず、知識を持ち合わせている・いないが初動のあり方にも大きく影響してきます。1年生は入学して2ヶ月が経過しましたが、そういう気づきの機会を与えて下さったことに感謝するとともに、今後も地域との連携を大切にして参りたいと思います。お世話いただきました伊藤様・藤原様、ありがとうございました。
体操のお手本を示す学生 |