6月7日午後、2コマ授業で大三島へ学外授業に出かけました。お目当ては、しまなみ海道有数の観光名所でもある大山祇神社です。前回の授業で神社の概要について学びましたが、科目履修生38名のうち35名が留学生(中国・ネパール・ミャンマー・ベトナム)となりますので、担当教員の大成先生は集団行動のあり方についても目を光らせました。
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大山祇神社拝殿前 |
最初の目的地は宮浦港です。ここに大山祇神社の「一の鳥居」があります。昭和8(1933)年に建立されたサイズの大きい花崗岩製(かこうがんせい)の鳥居です。これは、かつて参拝客の多くが海・港から神社にアクセスしていたことを示す標石ともいえます。しまなみ海道開通後は、ほとんどの観光客が橋を通って車でアクセスするようになり、フェリー航路の廃止などもあって参道の商店街はさびれてしまいました。近年、移住者や元地域おこし協力隊員が参道でユニークなお店を経営して賑わい創出に一役買っていますが、今回の授業は神社の魅力スポットを視察するため、商店街の散策は控えました。
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一の鳥居(宮浦港) |
つづいて「二の鳥居」となりますが、御田植祭を数日後に控えた「斎田(さいでん)」へ水を引き込んでいる途中でした。〝一人角力〟(ひとりずもう)の場所を確認して、二の鳥居と国指定天然記念物のクスノキの「御神木(老木)」の前でそれぞれ集合写真を撮りました。拝殿で参拝後、お酒の神様をまつる「酒殿」を確認してからパワースポットの〝生樹の御門(いききのごもん)〟を訪ねました。生樹の御門は、その幻想的な光景(珍景?)が観光客に人気のようですが、根の下をくぐる学生たちが半分近くいました。
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二の鳥居 |
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国天然記念物の御神木 |
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生樹の御門 |
少し足早に境内を移動したのですが、これは多々羅しまなみ公園で斜張橋の多々羅大橋の眺めを楽しんでもらうためです。空の青と雲の形がとても幻想的に感じられましたので、それを被写体におさめて欲しいと願いました。同所の「幸せの鐘」を鳴らす学生もいましたが、リフレッシュにつながったなら幸いです。
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多々羅しまなみ公園で乾杯 |
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多々羅しまなみ公園と斜張橋 |