2024年12月20日金曜日

立花地区もちつき大会に参加(12月15日)

 12月15日(日曜)午前中、立花カルチャーセンターで開催された同地区もちつき大会(立花地区自治会主催)に、本学から国際観光ビジネスコース1年生のギリサブスさんとゴータムディパックさんが参加しました(大成経凡先生引率)。両名は今年春に入学したネパール人留学生となります。夏のおんまく祭りでもネパールの舞踊を披露してくれました。



 今回の催しには彼ら2名のほか、FCI(里山校)の生徒数名と今治看護専門学校の学生3名も参加し、小さなお子様連れの若い家族も多く見られました(本学卒業生の中国人・李さん家族も参加)。すっかり地区の恒例行事となっているようで、参加者を4班に分けて「もちつき」「まるめ」「お正月」「お餅塾」の4つのセクションで効率よくローテーションさせていきました。最近は、自宅でおもちつきをする家庭が少なくなっていて、こどもたちにとっては「もちつき」「まるめ」の作業は、貴重な経験になったことと思います。「お正月」の歴史学習のセクションでは、伊藤雅章自治会長がユーモアをまじえて解説して下さいました。


「お正月」の歴史学習

 そもそも留学生の両名はおもちを食べたことがなく、出来上がったばかりのおもちを食べるよう婦人会の方に勧められましたが、最初はためらう場面もありました。ネバネバした触感に抵抗を感じたのかも知れません。それでも、杵つきはお見事で、2人で息を合わせてつく姿はベテランのようでした。本学には調理ビジネスコースがありますが、留学生たちと一緒に日本の伝統文化を学ぶ一環で、もちつき大会を催すといいかも知れません。あるいは、今回のように地区行事に参加して、住民と交流しながら伝統文化を学ぶ必要性を感じました。

もちつき大会を終えると、自分たちが〝こねて、ついて、まるめたおもち〟を1パックお土産でいただきました。短い時間でしたが、留学生にとっては貴重な学びの場となりました。お招きいただきまして、本当にありがとうございました。




会場の様子


もちをまるめる作業

おもちを食べる留学生




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