幼児教育学科で開講している「教職実践演習(幼稚園)」の授業での学生の学びを3回シリーズで報告します。
本授業は、幼稚園教諭養成カリキュラムの集大成として2年後期に開講しています。授業の一環として地域で活躍されている講師をお招きし、ご講演いただくことで、多様な視点で柔軟な思考・判断ができる教育者、保育者の養成を目指しています。
その2 「一人の百歩より百人の一歩」
10月26日、愛媛県教育委員会人権教育課、元課長の新谷和志先生にお越しいただき、様々な人権問題とそれに対する教育の取組についてご講演いただきました。自分の大切さや他の人の大切さを認めることができる心を育てることが人権教育の目指す方向であると学ぶことができました。新谷先生、ありがとうございました!
学生の感想を抜粋します。
アンコンシャス・バイアスに気を付けていきたい
・アンコンシャス・バイアスの意味である「無意識の思い込み、偏見」は自分にもよくあることで、自分の思い込みで相手を傷つけてしまうことがある。自分の中にあるアンコンシャス・バイアスを解かしていきたい。
・今日の講義で初めてアンコンシャス・バイアスという言葉を学んだ。セルフチェックをしてみると自分が想像していたよりも無意識に偏見を持っていることがわかった。誰もが自分らしく生きられるように意識を変えていきたいと思う。
・無意識の偏見や思い込みが少しでもなくなるように、柔軟な考え方を持ちたいと思いました。
一人ひとりが少し意識することで大きな変化に
・「一人の百歩より百人の一歩」とあるように、一人ひとりが少し意識することで大きな変化になると思いました。
・多様な価値観を認め、一人ひとりが幸せに暮らせる社会をつくるために、まずは、自分が偏見を持たないようにしたいです。
ステキな言葉に出会いました
・「人は家庭教育で芽を出し、学校教育で鼻を咲かせ、社会教育で実をつける」という素晴らしい言葉に出会うことができました。
・「心は見えないが、心づかいは見える、思いは見えないけれど、思いやりは見える」本当にその通りだと思いました。
学科長から講師紹介がありました
新谷先生のご講演の様子です
新谷先生のお話の後、学生から感想を述べました