2022年12月5日月曜日

幼児教育学科 授業紹介「教職実践演習(幼稚園)」Part.3

 幼児教育学科で開講している「教職実践演習(幼稚園)」の授業での学生の学びを3回シリーズで報告します。

本授業は、幼稚園教諭養成カリキュラムの集大成として2年後期に開講しています。授業の一環として地域で活躍されている講師をお招きし、ご講演いただくことで、多様な視点で柔軟な思考・判断ができる教育者、保育者の養成を目指しています。

その3 「保育者として動物とどう向き合うべきなのか?」

11月2日、岡山理科大学獣医学部の岩田惠理先生にお越しいただき、学校における飼育動物の現状と課題、動物福祉の視点を含めた人と動物とのかかわり、国や文化による動物観の違いについてご講演いただきました。また、ロボットを利用した動物とのふれあい活動の賛否について、学生間でグループワークを行いました。動物に対する多様な考え方を学ぶことができました。岩田先生、ありがとうございました!


以下、学生の感想を抜粋します。

動物とかかわる人間のメリットは健康維持や癒し

・動物は、(ストレスの緩和、散歩による健康寿命の延長、他人との接点が増えるなど)人間の健康に役立ってくれている。

・なぜ動物は人を癒すのか、という話で、原始の血の説(リラックスした動物の姿は安全を示す)があることを初めて知りました。自分が犬を飼っていたとき寝ている姿を見て、のんびりしている姿に安心感を得た記憶があったので、同じだと思いました。

グループワークの意見から…動物とのかかわりで子どもには、命の大切さを伝えたい

・子どもには一番に命の大切さを知ってほしいと思う。

・子どもたちに生き物の大切さを伝えるために、まずは自分が動物と向き合っていくべきだと思います。

・(本物そっくりのロボットに対し)目に見えない動物との絆のようなものを感じられることのほうが幸せになれそうだと思います。

海外のキリンの安楽死の事例について、国や文化により、動物の命に対する様々な考え方があることに気付いた

・病気ではない元気な動物をなぜ最後まで育てないのか、不思議でいっぱいである。

・安楽死について、とてもショックな感じがしましたが、地域によって考え方が大きく異なっているのだと思いました。

・安楽死させた理由は、余剰個体であったこと、他に引き取ってもらうにはリスクが高すぎたことなど、一概に批判はできないと感じた。

・最初は「どうしてそんなことをするの」という否定的な気持ちでしたが、理由を知っていくうちに「確かにそういう考えもあるよね」と思うようになりました。国によって動物に対しての考え方や価値観は変化し、どれが正しいというわけでもないし、全く理解できないというわけでもないから難しいところもあるのだと感じました。

岩田先生のご講義の様子です



動物ロボットの使用の賛否について、学生間でグループワークをしました




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