2023年11月28日火曜日

授業紹介「地域社会論」  曇天の鴨池海岸公園へゆく

 11月6日(木曜)の「地域社会論」(16:10~17:40)は、連続授業の「地域交流演習」(14:30~16:00)がゲスト講師による講話だったことで、気分を一新するため35名の学生たちと学園バスで市郊外へ向かうことにしました。行き先は、夕陽で有名な大西地域の九王(くおう)にある鴨池海岸公園です。あいにく、雨が今にも降り出しそうな曇天でしたが、日没の17:00過ぎまで天気は持ちました。

 昨年度の本授業では、見事な夕陽を眺めることができました。今回は、夕陽こそ見られませんでしたが、ここがコロナ禍以降、キャンプ場として賑わっていることを知ってもらうねらいがありました。我々が去った後に雨が降り始めますが、テントを3つ確認することができました。週末ともなれば、芝生広場に多くのテントが立ち並び、ボール遊びができないほどです。公園そばには、昨年秋以降に新築されたペンションが2棟ありました。

 自然に身を放り出すと、学生たちの素の表情を知ることができ、コミュニケーションもはかどりました。秋入学の学生の中には、まだ日本の生活や授業に馴染めていない子もいるように感じます。学外授業で今治の魅力スポットへ足を運ぶことで、徐々に馴染んでもらえたらと願います。芝生グラウンドでサッカーを楽しむ留学生。砂浜で音楽に合わせてダンスする留学生。記念撮影して想い出づくりに興じる留学生。初めての場所で会話を楽しむ日本人学生。互いの知らなかった側面を知るいい機会ともなりました。

 今後も本授業では、ゲスト講師を招く機会やサプライズな学外授業が続いて参ります。特に学外授業の日は、晴れであって欲しいと願います。


日没前の鴨池海岸
箱庭のような鴨池海岸

芝生広場で戯れる学生


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